体内リズムを司る時計遺伝子とは
時計遺伝子とは
「時計遺伝子」というのは、全身の細胞1つ1つに存在する遺伝子のことで、細胞の活動は、この時計遺伝子によってコントロールされています。一般的にもよく知られている体内時計の基本になっているのが、この「時計遺伝子」になります。
24時間周期で昼の遺伝子と夜の遺伝子が交互に規則正しくサイクルしており、これによって、昼は起きて活動して、夜は寝るといった1日の体のリズムが維持されています。
肌リズムとは
この時計遺伝子リズムに連動しているのが、「肌リズム」と呼ばれるものです。時計遺伝子リズムには、昼の遺伝子、夜の遺伝子がありましたが、この肌リズムには、昼に「保湿遺伝子」、夜に「バリア遺伝子」がサイクルしています。
昼の活動期には、外部要因による肌トラブルを防ぐため保湿機能が高まります。夜の休息期には、ダメージを受けてしまった部分を修復するためバリア機能が高まる、といったリズムがあります。
- 昼の活動期に外部要因による肌トラブルを防ぐため、保湿機能を高める
- 夜の休息期にダメージ部を修復するため、バリア機能を高める
2つのリズムが乱れると?
この2つのリズムは連動しているため、生活リズムが崩れて、時計遺伝子リズムが乱れると肌リズムも乱れてしまい、肌のバリア機能が低下、乾燥や肌トラブルに繋がってしまいます。つまり、時計遺伝子が乱れることで、この肌リズムも乱れてしまうのです。
まずは乱れた時計遺伝子リズムをしっかりと整えましょう。さらに、昼と夜の肌の機能に合わせたケアをすることも重要です。
時計遺伝子を整える効果が期待される成分
時計遺伝子・肌リズムを整える成分としてシャルドネエキスがあります。
長野県飯綱町にある標高約650mの風光明媚な丘陵地帯にあるワイナリーのぶどう畑で育てられた良質なシャルドネより抽出されたエキス
時計遺伝子と、さらに肌遺伝子の増加を促進してくれる働きがあるので、肌リズムを整え、バリア機能を強化したり、角質層の多重剥離改善や、高い保湿効果が期待できます。
時計遺伝子と肌リズムを整えるため、まずは生活習慣を見直してみましょう。毎日一定の時間で活動し、睡眠をとる、規則正しい生活を心掛けることが重要です。さらに昼と夜の肌の機能に合わせたスキンケア・スカルプケアを試してみるのもおすすめです。一日のリズムを味方につけ、より美しく整った肌・頭皮を目指しましょう。
※イラスト、写真はすべてイメージです。